マナケミア 〜学園の錬金術士たち〜

「アトリエ」シリーズで有名なガストが送り出したRPG。

”錬金術士”というサブタイトルから分かるように、タイトルこそ違えど本作もアトリエシリーズの流れを汲む作品の一つです。

但し従来のシリーズとは異なり、本作では目玉であった錬金術(調合)は簡略化され、戦闘システムに力が入れられています。

パーティは前衛3人、後衛3人に分かれ、基本的には戦闘は場に出ている前衛で行うのですが、サポートアタック/ガードのシステムにより前衛と後衛が目まぐるしく入れ替わります。

ゲージが貯まれば味方全体が一定時間大幅に強化されるバーストモードや合体攻撃、フィニッシュバースト(いわゆる超必殺技)など多種多彩なシステムが盛り込まれており、色んなRPGをプレイしてきましたが戦闘システムならば本作の右に出る作品はない、と断言できるほど楽しめました。

本作の魅力はただ戦闘システムのみにあらず、決して壮大とは言えないけれど、思春期の少年少女達の学園生活。友情や恋、葛藤、成長などを描いたストーリーもまた素晴らしかったです。

また、主人公を除く7人の個性豊かな仲間達にそれぞれ、凝った交友イベントが複数用意されています。

呑気に見えて辛い背景を持つ天然少女、冷静を装いながらも実は変に熱い眼鏡君、トラブルメーカーの様で実は一番の常識人である獣人少女、破天荒な俺様キャラ、真面目なしっかり者かと思いきや怒ると手が付けられない飛び級の少女、謎の宇宙人・・・と、話を進めるに従ってこれら異常な個性を持つ各キャラクターの背景がどんどん掘り下げられていきます。

音楽もまた一級品でした。ガストの作品はどれも音楽の出来が素晴らしいのですが、本作も例に漏れず。

思わずサウンドトラックを買ってしまいました。

全ての要素が高い次元でまとまった、正に隠れた名作と呼ぶべき本作。

是非、一度遊んで頂きたいです。

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