初心者お断りという難易度の魅力を持っていたベルウィックサーガ

私が好きなベルウィックサーガというゲームは、世間一般では評価が2分されているゲームです。
私も全面的に好きだというわけではありません。ストーリーは長々と敵国に攻め込まれてこれから逆襲に転じるのか、というところで和解というあいまいな感じで終わりますし、グラフィック面もPS2としてはあまりにもインパクトが薄すぎます。
ですがそんなネガティブ要素を無視しても私が好きになる要素がこのゲームにはありました。それがこのゲームが持つ難易度の高さです。他のSLGと比べても一線を越えるかのような難易度の高さで、今までSLGをやったことがない人が始めてこのゲームをプレイしてクリアするのは大変に厳しかったでしょう。
ゲーム内のいろんな要素をコンプリートした完全クリアなんてほぼ無理です。
ですが同時にそこに強い魅力があるのも事実です。簡単で歯応えのないものよりもやはりクリアするために思考や時間を重ね、1つ1つの問題を乗り越えていくこの過程が堪らなく好きな人は私だけではないでしょう。
そしてこのゲームにはそれが詰まっているのです。
最低限は保障されていますが、ステータスの上昇やアイテムのコレクション、賞金首など至るところに運要素が絡んで来ます。MAP1つだけでもそれなりに時間がかかるSLGですが、このゲームでは完全クリアを目指すためにそれを何度もやり直す必要がありました。
当時の私も何度も諦めかけ、それでも諦めきれずにセーブとロードを繰り返し、運要素を少しでも上げるために試行錯誤し、そうやってそれに挑戦したのです。

そんな惰性になりがちな繰り返しを飽きなかった理由もありました。メインストーリーは先に書いたように褒められたものではないのですが、サブストーリーや各キャラクターは本当にうまく書かれていて、先を見たいと思わせる魅力があったからです。結局完全クリアすることは出来ましたが、そのために費やした時間はいかほどばかりか怖くて知りたくもないです。
ですがたぶんこのゲームのことは一生忘れることはないでしょう。
忘れることが出来ないほどその難易度を楽しませてもらったのですから。近年は初心者お断りのようなゲーム自体が少なくなるばかりですが、ベルウィックサーガのようなプレイヤーを試すような高難易度のゲームと再び出会えることを私は強く望みます。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク